嫌いな科目を好きになる方法 [勉強と学習の基本]


いろいろな科目を勉強すれば、嫌いな科目ができるものです。
なかには、全ての科目が嫌いという人も!


「嫌い」「イヤ」という感情がどのように生じるのかを理解すると、嫌いな科目を好きになる方法が見えてきます。


察しのよい方は気づいていると思いますが、この話は勉強だけに限った話ではありません。人生で遭遇する、ありとあらゆる嫌いなものやイヤな事に当てはまります。


「好き」とか「嫌い」という感情を発生させいるのは、脳の中の小さなアーモンド状の部分、「扁桃体」です。扁桃体は、過去の膨大な経験の記憶と照合して、「好き」とか「嫌い」を瞬時に決めます。


つまり、嫌いな科目には
何かネガティブな記憶があるのです。


■ いきなり悪い点数を取って劣等感を感じた
■ 担当の先生が嫌いだった
■ その科目が扱っている対象自体にマイナスの感情がある


など、様々なケースがあるでしょう。こういった記憶が多く残ってる限り、扁桃体は「嫌い」という結論を出します。そして、扁桃体が嫌いと判断したら最後、意志の力でそれをひっくり返すことはできません。


残された方法は1つ。扁桃体が好きと判断するように持っていくことです。


つまり、その科目に関して「ポジティブ」「快」の記憶を増やすことです。些細な事でもよいので、その科目で興味の持てる所を探したり、ちょっとだけ嬉しい点数を取れるようにがんばってみたり・・・、最初はたいへんですが、「快」の感情が少しでも起これば、そこから良いループができます。そして、ポジティブな記憶が増えるにつれて、その科目を好きになっていくのです。


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

勉強の進捗のチェックシートを作ろう [勉強と学習の基本]


受験勉強など長丁場の勉強では、予定通りに進んでいるかどうかをいつも確認しておくべきです。遅れが生じれば、早く対策を講じる必要があるからです。


また、予定通りに進んでいることが実感できれば精神的にも落ち着きます。モチベーションを保ちやすくなるんですね。


そこで、ぜひ、勉強の進捗のチェックシートを作りましょう。勉強する予定の項目を書いておき、終ったところをチェックしていきます。


何か月というような長期的なものは一覧できる表にし、印を付けるとよいでしょう。一覧できることで、全体的な進捗状況を把握しやすいです。


1日のなかの勉強予定はノートなどに項目をリストアップしておき、横線で消しこむのがいいですね。いかにも「ヤッタ!」という達成感があります。


問題集用のチェックシートには、各問題が解けたかどうか、再度復習する必要があるかどうかなどの情報を記号化して書くようにするのが良いです。


 


nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

小まめなチェックの工夫 [勉強と学習の基本]


受験勉強は、知識を吸収する時期(インプット期)と、その後、蓄積した知識を問題解答に使う練習を行なう時期(アウトプット期)に大きく分けることができます。


ただ、知識のアウトプット作業自体が理解や記憶に有効なので、インプット期から積極的に行なうべきです。


とはいっても、難しい問題にチャレンジするような必要はありません。そもそも、十分に知識が無い状態で難しい問題にチャレンジする事自体が時間の無駄です。


それよりも、勉強の最後に1度見直しを行い、その際に自分で説明するようにすれば良いのです。


例えば、1時間ごとに区切って勉強しているとしましょう。勉強中に重要なキーワードを抜き出しておくか、アンダーラインを引いておきます。最後の何分かを使って、そのキーワードを自分で説明できるかどうかを“小テスト”してみるのです。別にはじめからできなくても問題ありません。できなかったと意識する事で、記憶に定着していきます。


他の方法でも構わないので、知識が身についているかどうかを、小まめにチェックするように工夫してみましょう。


 


タグ:受験勉強
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

エビングハウスの忘却曲線と復習 [勉強と学習の基本]


覚えた知識は、だんだん忘れて行きます。忘れ方の特徴はエビングハウスの忘却曲線によく表れており、覚えた直後に急激に忘れ、その後、緩やかになります。


1時間後には、56%を忘れ、
1日後には、74%を忘れます。


これは、1回学習しただけの場合であり、復習を行うと忘れ方はもっと緩やかになります。復習の回数を増やせば、その傾向はさらに強くなります。


受験勉強では試験当日に記憶がはっきり残っていないと意味無いので、少なくとも半年は忘れなくなるまで復習を繰り返す必要があります。


ところで、復習を行うタイミングですが、ほどほどに忘れかけた頃(例えば40%程度を忘れた頃)が効率的であると言われています。ほとんどを忘れてしまってからだと、覚えなおしの量が多くなるからです。


エビングハウスの忘却曲線に従えば、最初の復習は1時間以内ということになりますね。意外と直ぐに復習しないとならないわけですが、これをやるのとやらないのとでは、大きな差が出ます。優れた教材は、1時間以内に自然に復習をするように作られていたりします。


nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

具体例で説明できるようにしておこう [勉強と学習の基本]


勉強する内容は、具体的な話もあれば、抽象的なないようもあります。また、特殊な条件の例もあれば、汎用的な表現で述べられていることもあります。


どんな場合であっても、具体例で説明できるように心がけると、内容の理解と記憶に対して効果があります。


例えば、高校物理の範囲で、


『N個の質点の運動エネルギーの総和は、全ての質量が重心に集中しているとした時の運動エネルギーと、重心とともに運動する観測者から見たN個の質点の運動エネルギーの和に等しい。』


というものがありますが、いきなりこれを読んでも、何を言ってるか理解しずらいですよね。そこで、単純な具体例で理解してみるのです。


『質量の等しい2個の質点の運動エネルギーの総和は、2個の質点の質量が重心に集中しているとした時の運動エネルギーと、重心とともに運動する観測者から見た2個の質点の運動エネルギーの和に等しい。』


これなら、すぐ確認できるし、イメージも直ぐにわきます。そして、記憶に残りやすいですね。


 


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

“まとめ”の癖をつける [勉強と学習の基本]

記憶の特徴として、覚えた直後に急速に忘れるという事があります。エビングハウスの実験によって有名になった事実です。


そのため、大半を忘れてしまう前に復習することが重要です。復習をすべき最初のタイミングは、(既に説明したように)1時間後くらいです。


そこで、30分~1時間勉強したら、一旦ストップして、いま学んだ事を振りかえる“まとめ”の癖をつけるとよいです。ノートや参考書を見直して確認するだけで、その後の記憶が変わります。


ちなみに、“まとめ”の癖はセミナーや講演会などでも重要です。役に立つ話を聴いても、多くの人はそれを活用できません。その理由の1つが、振りかえってまとめる事をしないからです。頭に定着しないんですね。


 


タグ:勉強
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

凡ミスを無くす [勉強と学習の基本]

試験で凡ミスをおかし、そのために不合格となる人が少なからずいます。実力で落ちたのならともかく、実力がありながら凡ミスで落ちたのでは、悔しくてしょうがないでしょう。


凡ミスは減らすことができます。うまくすれば、ほとんどゼロにすることも。


ただし、計画的に対策を施さなければなりません。まずは、自分の凡ミスの傾向を把握することが第一歩です。


● 問題文の読み違え
● 解答欄の間違い
● 誤字・脱字の類
● 計算間違い
● 時間配分のミス


いろいろな凡ミスがありますが、自分はどんな凡ミスをよくおかしてしまうのかを、模擬テストなどを利用して調べましょう。


そして、傾向がわかったら、対策です。例えば、


問題文の読み違え ⇒ 読み方のルールを設けて習慣化する
計算間違い ⇒ 計算手順やチェック方法のルールを決めて練習する


など。


 


タグ:試験勉強
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

モチベーションの上げ方 [勉強と学習の基本]

試験勉強がうまく行かない原因は人それぞれです。しかし、その最大の原因はモチベーションが上がらないからでしょう。モチベーションが高ければ、壁にぶち当たっても、必ず解決することができます。


それでは、モチベーションを上げるにはどうしたら良いのか?


「脳へのご褒美をあげる」ということと、
「潜在意識を手なずける」ということが重要です。


脳へのご褒美とは、達成感を感じること。脳は、達成感を感じることでやる気が増すように出来ています。


勉強の内容をリストアップし、それが終ったら線で消しこむとか、勉強した量をグラフ化して前進している事が直感的にわかるようにする。こうした工夫によって、達成感を感じることができるようになります。


潜在意識を自分の望むように変えることも大事です。勉強や受験に対してネガティブな思考が潜在意識にあると、何をやっても勉強がうまく進みません。


そんな場合には、潜在意識を自分の願望に合わせて書きかえることが必要です。勉強や受験に対してポジティブな思考や、楽しいとか明るい感情を吹き込むのです。


潜在意識は自分で直接知覚する事はできませんが、人間の行動をガチガチにコントロールします。従って、潜在意識を手なずけることは、目的達成(=合格など)にとって最重要事項なのです。


潜在意識を書きかえる具体的な方法としては、複数のテクニックがあります。


ただ、一般の人が受身でできて、しかも効果が期待できる方法として、サブリミナルの暗示語を聴きつづけるのが良いかもしれないと思っています。


ザ・シークレットサブリミナルCD】を利用すれば、自分専用にカスタマイズされたサブリミナルCDを手に入れることができます。


nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

睡眠を挟んだ勉強 [勉強と学習の基本]


睡眠を挟んで「勉強⇒復習」を行なうと、効果的な学習ができます。これは、睡眠中の脳の働きによるものです。


睡眠中に、脳は何をしているのか?


何もせずに休んでいるわけではありません。一言でいえば、情報の整理を行なっているのです。特に、寝る前に脳に入力された情報を記憶したり、未解決の問題があれば、その解決策を考えたりしているわけです。


だから、寝る直前に勉強して、次の日の朝一番に復習すると習得が早いんですね。また、何かの問題が未解決の状態や、考えがまとまらない状態で寝ると、翌朝、あっけなく解決してしまうことがよくあります。


意図的に、睡眠を挟んだ勉強のパターンを実践してみてはいかがですか?


 


タグ:勉強法
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

勉強計画 [勉強と学習の基本]

試験勉強の計画を立てるときによく有りがちなのが、実行困難な計画を立ててしまうこと。なるべく成果を出したいので、無理な計画を作ってしまうのです。


しかも、計画を立てている時には、若干の満足感を感じたりするので厄介です。


でも、実行できない計画は何の価値も無いので、計画を立てただけで満足するのはおかしいのです。


実行できない主な理由は次の2つです。


① 余裕が無いので、遅れが生じると回復できない。遅れが蓄積する。
② 難易度を考慮せず、勉強時間をページ数等で均等配分してしまう。


②にかんして補足すると、例えば、テキストで同じ20ページでも、簡単なところもあれば、やたら難しいところもあるということです。それにもかかわらず時間を均等に割り当てれば、計画通りに進められなくても当然ですよね。


②の対策としては、計画を立てる前に勉強範囲をサーベイすることです。大雑把でよいので、“つまみ理解”をするのです。そして感覚的に難易度を感じ取ってから勉強計画の作成に入るわけです。


①の対策は、もちろん、遅れ回復のための予備日を設けておくこと。1週間のうち1~2日を予備日にするとちょうど良いと思います。(自分に合わせて調整してください。)


 


タグ:試験勉強
nice!(0) 
共通テーマ:資格・学び

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。